ふたご王子に恋をした

「お前も帰るの?」


「そうだけど!」


「あ、そう……なら一緒帰る?」


「へっ!?」


い、今なんて……


聞き間違い!?
一緒帰る!?
どういうこと!?



「後ろ歩かれるとつけられてるみたいで気持ちわりぃんだよ。だったら隣り歩いてもらったほうがマシ。」


「人をストーカー扱いしないでくれます?」


「ボサッとすんな。行くぞ。」



なぜに上目線!
ムカつく!



ムスッとしながらも足早に隣りに並ぶ。



そういえば旭と帰ることは何度もあったけど、陽と帰るのは初めてかも…。



そして旭同様、陽と並んで歩くとまわりの女子の視線が痛い。


やっぱりカッコいいんだよね…


認めたくないけどさ。


背だって大きいし、足は長いし、顔は文句なしで整ってるうえにちっさいし、何頭身ですかってカンジだし…


正直となりにいるあたし浮いてるよなぁ…




「………なんだよ。」


「え?」


「ガン見してんじゃねーよ。」


「し、してないし!」


「してるし。お前って無言で人をガン見するクセがある。」


「ないし!」



どんなクセだよ!