「・・・・・・・」


無言の時が、しばし続く。

さすがの彼女も、
想像しえない
行動だったんだろうか?

「・・・真月。
なんかつくって。」

沈黙の恐怖に負けて
指を離して言ったのは
俺の方だった。

「あ。うん・・・。
そんなに、お腹すいてたんだ。」

・・・んなわけねぇだろ。

真っ昼間から、ヨコシマな事
考えてただけだよ。

生殺しとは・・・
うまく言ったもんだな。


「冷蔵庫、勝手に開けていい?」

「どうぞ。よろしく。」

・・・なんで
真月が相手だと

うまくいかないんだろ。


いっそうの事 
襲っちまうか?


問題になるよなあ。

さすがにそれは

シャープペンシルを
クルクルまわしながら
更に煩悩に頭を悩ませた。