キミの隣に

『二人ともプロ志望でね。
辛口な俺の下で
頑張ってるんだ。

特に、真剣だった二人を
同じ組に組み替えて、
セッション相手を募ってた。

今回、参加登録が始まる前から
真月を取れる様に、
何とか一緒にできるように、
努力してくれって、
二人から拝まれてな。』

そんな熱いギタリストが
高校生だと思わなかったから、
びっくりしたけど。

別に、腕がよければ、
私は、誰とだって構わない。

歌える場所が大事だから。


「待たせて悪ぃ。」

「気にしないで。」

鷹尾君と、譜面を
突き合わせる。

ってか、ちょっと
・・・近すぎない?

抱きしめられそうに近いよ?


と、思えば、


「センセ!近っ!」
「エロオヤジッ!」

「ぅるせぇっ」

良いもんみっけと、
言わんばかりの二人の顔に
思わず、笑ってしまった。


 
「・・・って、事で。
これですすめておいて。
変更きまったら、
連絡するから。」

「了解です。」

「残り時間あと少しだから、
見ていけば?
コイツらの品定め、
したいんだろ?」