キミの隣に

オリンピックほどの頻度だ。

なので、その機会には、
コイツらの鼻っ柱を
折ってやる事にしている。

で、当然、今日も
難易度最上級の課題を
プレゼントしてやるのだが。

四苦八苦してる
ガキどもをみながら、
ノドの奥で苦笑する。

まあ、いつもの事ながら
一時間後には、コイツらは
習得してしまうんだろうが。

ほんと、コイツら
社会人の趣味みたいに
やってるけど・・・

ピンだと、得手不得手が
でるんだろうけど、
束にすると、本当にうまくて、
本気でやってれば、
ギターで食えてる気がする。

で、やっぱり、コイツらは、
キレーに課題をクリアして
退場の時間を迎える。

いつもながらに
鮮やかなこったで。

最後に透が部屋を出ようとして
俺のほうをみる。

「鷹尾センセってさあ。」

「何だよ?」

「もう、真月とヤッた?」


はっ・・・?
聞き間違えたか?
いやいや、何をゆってんだか。


「やってねぇよ。
客に手ぇ出すわけねぇだろ。」

まあ、想定内のイチビリにつき
模範解答だ。

その客に、『センセ』と
呼ぶなと言ったのは、
どこの誰なんだろうな・・・