キミの隣に

 
 
・・・狩野先生の代講

この曜日は、
絶対に!受けない
・・・ように、している。

なぜなら、

真月のお抱えギタリストの
透がいるクラスだから。

なのに、
他の講師の都合が
合わずとの事で、
必然的に、最年少の俺で
調整される(T^T)

ああ・・・
気が重い。

次じゃねぇか。

見ろよ。

透の奴、既に
ニヤニヤしやがって、
何かふっかけてくるつもりぢゃ
ねーのかよ。

俺の警戒度はマックスとなり
防衛本能が高まる。

時間がきて、生徒達が
入れ代わる。

「ちーっす。」

「おぉ。久しぶりだな。」

引き攣った笑顔を向けると、
彼らは、チューニングを
しながら、含みのある笑みを
返して来た。

「センセ、どーよ?
うちの真月は。」

やっぱり口火をきったのは
特攻の透だった。

「ああ。いーんじゃね?
お前らには、もったいねぇよ。」

内心ぺロっと舌を出しての牽制

「ゆーねぇ。」

透はクスッとわらって
真っすぐ俺を見据えた。

俺がコイツらのクラスを
みる事は、ほっとんどない。