真月が、どうしてんのか
無性に気になった。
で、結局
ここへ来ている。
法務局のそばの路地に
俺には無縁な、司法書士やら
行政書士事務所に混じり、
その弁護士事務所はあった。
こんなところが
あるなんてしらなかった。
中になんか
はいれないけど・・・
仕事を終えて寄った為
22時は軽く越えてるが、
そこだけは、まだ、
明かりが点いていた。
結構、遅くまでやってんだな。
そんな事を考えていると
入口近くに人の気配を感じて
扉がひらかれた。
「やっと、きやがったか。
おっせーよ。オッサン。
まあ、入れよ。」
疲れた表情を緩めて
戸口を開けた
透に入るよう促された。
「そこ、座ってて。
超個人情報、用意すっから
待ってて。」
透はいたずらな笑みを浮かべ、
卓上のファイルを片付け、
引き出しの中から
封筒をとりだし、
俺の真ん前のソファにかけた。
「お待たせ。
・・・これ、あんたに
渡そうと思ってさ。
師匠につなぎ、
頼んだんだよ。」



