メイと一緒に
俺の部屋にいた。

「笑美家に帰って
来ているの?」

「たまにだ。
帰ってきたら母親と
喧嘩の毎日だ。」

「剛志が言ったら?」

「言ってもどちらも
耳を持たない。

こんな時に限って、
親父と隣がアメリカに
行っている。」

俺は途方に暮れていたら
メイが抱きしめてくれた。

「剛志心配だよね。」

「メイ。」

「何?」

「離れないでくれよ。
俺、メイが離れると
俺は何も出来ない。」

「大丈夫だよ。」

俺達は抱き合った。

・剛志サイド終わり・