‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜

 突然のことに、吉虎丸は、唖然とし、その攻撃をふとももにくらってしまった。




 鏘緋が、その攻撃を狙ってしたものでないことは、明らかだった。




 鏘緋は、なぜか苦しんでいる。




 足元がふらふらとして、覚束なかった。




 体当たりをしたつもりなのか、ただ単に倒れ込んだだけなのか、鏘緋が体を吉虎丸に預けてきた。