胸に三条の赤い筋が刻まれる。
幸いにも、深手ではない。
お返しとばかりに吉虎丸は、刀を横に薙いだ。
しかし鏘緋は、不安定な足場を、まるで問題にせず、軽やかにかわす。
そして、やや間合いを空けた。
間髪入れず、そこから、凄まじい勢いで切り込んできた。
幸いにも、深手ではない。
お返しとばかりに吉虎丸は、刀を横に薙いだ。
しかし鏘緋は、不安定な足場を、まるで問題にせず、軽やかにかわす。
そして、やや間合いを空けた。
間髪入れず、そこから、凄まじい勢いで切り込んできた。
