‡G†O†D†s‡〜討魔の一刀〜

 秀郷はそう言うと、厳しい視線を、吉虎丸に向けた。




 しかし、それは、どこか苦悩しているようにも見えた。




「吉虎よ!

もう諦めて観念せい!

大人しく、降りてくるのじゃ!」




 吉虎丸は、秀郷の呼び掛けに、力無く首を横に振り、秀郷の言葉を拒絶した。




「父上・・・・・・。

それは、出来ません!

この勾玉は、父上が持つべき物じゃない!

それに相応しい者が、持つべきだ!」