「なに?」

「ヨーグルトとジャムを買ってきて。」

「分かった。」

そう言って玄関に向かった。

「いってきまぁーす」

「いってらっしゃい。」

「待って!」

え?

「俺も行ってきます。」

「いってらっしゃい。」

2人で歩くと変な感じがする。

「夢って彼氏いるの?」

「なんで?」

「なんとなく。」

「お兄ちゃんは?」

「さぁ!?あのさぁ、お兄ちゃんってゆーの
 やめない??」

「じゃあどーしろと?」

「名前で呼んでょ。」

「わかった。」

家から5分のところにスーパーがある。

そこでヨーグルトとジャムを買って家への道を急いだ。

夜の涼しい風と綺麗な星たちが輝いていた。

「「ただいま。」」

ヨーグルトとジャムがそろったところで晩ご飯が始まった。

「食べ終わったら話あるから」

私の横で千秋が小声で言った。

「2人とも仲良そうでよかったわ。」

お母さんは嬉しそう。

「夢、チーズ好きか?」

「好き☆」

「コレ」

イタリアのお土産だって。

超美味しそう↑↑

「ありがと」

ご飯を食べ終わった後、私は千秋の部屋に向かった。