この声…… 兄上)「徳川ぁぁあぁ!!貴様、どうやって!!」 時宗)「久しぶりに呼ばれたよ。そっちで。」 急に力を放した兄上。 ゴホゴホと咽せながら床に崩れ落ちた私の身体を、あの忍びが支えてくれた。 兄上)「貴様とはつくづく縁があるようだな。やはり死ぬ前にかたを付けなくては、わしの気がすまぬ。 我が妹の為、この様な所に飛び込んだ勢いだけは誉めてやるぞ。」 時宗)「ほう。そりゃ悪いな。あいにく俺はダチのピンチに来ただけでよ。たーまたま見かけたってワケでな。」