―――… 兵士)「奇襲じゃぁ!!」 私がここへ来て数日がたったある晩。 外が何やら騒がしく、敵を知らせる鐘が鳴り響く。 私は羽織りを肩にかけると急いで外に飛び出た。 城からは、もくもくと黒い煙が立ち上り、刀のぶつかる音や悲鳴があちらこちらで重なる。 生暖かい風を全身でうけながら、私はただ呆然と、その悲惨な情景に立ち尽くしていた。 炎上する城… 逃げ惑う人々… 「前にも…こんな事が…あった…?」 兵士)「上様ぁー!!信長様ぁあー!!」 モクモクと立ち上る煙の中、男が必死で叫んでいる。