あれから数日。 町のあちらこちらであの貼り紙を見るようになり… 私…というよりも、貼り紙に似た時宗の方がよく絡まれる事が増えていた。 勿論、時宗はかなり強い。 けれど、毎回外を歩く度に、見知らぬ人から斬りつけられる生活が続いていて 流石の時宗も疲労の色が見え始めていた。 そして、これは宿舎を転々としていたある日の出来事…。