ちくしょー。 裏庭彼女(ネーミングセンスゼロ)と、今日は会えずじまい。 オレは、そろそろ仕方なく真面目に読書感想文に取り組もうと、放課後に本を片手に裏庭へ行った。 そしたら… 彼女がいたんだ。 草の茂みの小さな切り株に腰掛けるその姿は、まるで妖精のよう。 一歩が今の言葉聞いたら、腹がよじれるってバカにしそーだけど オレには、そう見えた。