「ねぇ、…今日。来ても良かったのかなぁ?」


サチさんに上目遣いに見られ、心臓が跳ね上がる


「んなもん、いいに決まってんじゃん!あれだよ、あの…ゲームはいつでもできるし。それよか、サチさんと会ってたい…かな」


何とか全部言い切ったものの。もうこれ以上、無理


だってさ、サチさんがオレの目をじ…っと見たまま動かないんだから


何か変な汗が出て来たぞ


サチさん、オレがどう出るか試してんのかな


どういうタイミングで、どう進めばいいのかも…実はイマイチ分からない


一歩…助けて