見上げたその子の目は 涙が月明かりに反射してキラキラ光っていた そして涙目のまま花のようにニッコリと笑い、 「大丈夫だよ! 愛梨、強いもん!」 と言った。 僕はその女の子を穴が開く程見つめていた 暫くして我に返った僕は慌てて施設の先生を呼び、 先生はその女の子を施設の中に入れてくれた。 ・