(※1時間経過)

ウサ吉「…もう泣くな赤ウサ。誰にでも失敗はあるさ。」

ウサ美「でもまさか上にロープ置きっぱで自分だけジャンプして降りてくるなんてな。普通ロープ垂らすのが先だろ?どんだけ頭悪いんだよお前…」

そう言われてますます泣きじゃくる赤ウサ。

ウサ吉「姫様。赤ウサもワザとやったんじゃないのでそういう言い方は…」

ウサ美「わかったよ。とりあえず携帯でレスキュー隊呼んだから安心だけどよ。四天王だかなんだか知らないが、お前ら携帯以下だな。」

ウサ吉・赤ウサ「…」

この時、確かに心の中にどす黒い感情が芽生え初めていたと晩年2匹は語っている。

はたして無事に秘宝を手にし脱出する事はできるのか?容赦なく3匹に鳴り響く不協和音!姫と家来という関係をこえた禁断の愛の行方とは一体?