気絶したらしいヨロイ乗りと起動しないヨロイは捨て置き、俺は城の中へ入っていった。 ヨロイの大きさでは城内へは入れないため、追ってくる心配はないだろう。 ヨロイを倒したサムライというものに向かってくるヒトの猛者は殆ど居らず、俺は苦せずして先へ進むことが出来た。 途中、姫の居場所を聞き出し、最上階の部屋にいることを突き止めると、ますます俺を止められるものはいなくなった。 残すところあとニ階。 最上階の一歩手前の部屋で、俺は立ち止まった。