全て珠を埋め込んだあと、邑楽は何事か呟いた。 だが激痛に苦しんだ俺は気を失いかける直前だったようで、聞こえてきたと思った頃には意識を失った。 かろうじて耳に残ったのは、「身分なんぞ……ばかばかしい」という言葉だった。 どういう意味で言ったのか考えることも出来ず、俺の意識は白く沈んだ。