産まれた我が子

そして一緒に家に
帰って来た。

そうあの日以来に
彼は私の家に足を運んだ。

結は疲れたのかグッスリと
寝ていてベッドに運んだ。

「なあ。聞いて欲しい。」

私と彼は向かいあって
座り込んだ。

そして1枚の紙を
渡された。

紙には彼の名前が書かれて
いたのです。

「結婚して欲しい。」

「けど・・・。」

「分かっている。
一緒に心の傷を癒そう。

僕と結婚して下さい。」

私は結と2人で生きていく
つもりでいた。

けど彼が現れて過去の
記憶が蘇った。

検査の結果彼が結の
パパである事も
証明された。

「こんな私でいいの?」

「ああ。君しかダメだ。」

私は彼の胸に飛び込んだ。
そして彼は力強く
私を抱きしめてくれた。