さよなら、もう一人のわたし (修正前)

 あたしは目を覚ましたのはあたしの部屋の中だった。

 部屋の中には杉田さんの姿があった。

 彼はあたしと目が合うと、目を細めた。

「大丈夫?」

 杉田さんの手があたしの額に触れた。

 あたしは彼に触れられることにドキドキしながら彼を見た。

「大丈夫です」

「体調悪かったなら無理にしないでいいのに」

「でも、撮影が遅れたら他の人に迷惑をかけるから」

「君の責任じゃないのに。生真面目すぎだよね」

 彼にそう言われていると、親や兄に言われたようなそんな気がしてくる。