嫌だよ…






わかんないよ…






どうして…?









私は、こんな悲しい顔したかーくんは見たくない。



目の前で唇を噛み締めてるかーくんは、きっと私に何かを隠してる。



言えないこと…



私を突き放さなきゃいけない状況になった原因─



知りたい。
けど…知れない。



だって…
隠されてるから。



それくらい、かーくんが隠してることは大変なことなんだな…くらいしか、私は認識することが出来ない。



誰?



何?



かーくんを苦しめるのは。



やめてよ…



私から…
かーくんを奪わないで─