だったら…
かなりヤバいけど─



【違ったらごめんだけど…一真先生、俺の友達と同じ境遇だったりする?】



疑問に思った俺は、さっきのように携帯で文字を打って一真先生に尋ねた。



携帯の画面を見た一真先生は、一瞬で凍り付いた。



やっぱり…そうか。



俺の周りって、なんでこうも危険が好きなんだろう?



「なるほどねぇ…まさか、一真先生が…意外。」



真実…
いい友達、見つけたぞ。



「すいません…」



何故か一真先生は俺に謝って、ため息をついた。



「実は…俺の入院も、そっち系統の色々な問題があって、」









それから俺は、一真先生の入院に纏わる話を、職員室の外に出て聞いた。



ただし、学校サイドには絶対に秘密。



「…大変だったね。」



そんな返事しか出来ない俺は、なんだか嫌だ。



「殺されかけるなんて…滅多にない経験だと思うけど、もう二度としたくない。」



そりゃ〜…ね?