『そうだよ!』 歩夢がガッツポーズを決める。 『・・・・』 美紀が、無言で下を向いたので、つられて あたしもうつ向いた。 その時 『うわあぁぁーーっ!!!!』 背後から、叫び声が聞こえた。 慌てて振り返るあたし。視界にこちらに向かって、真っ直ぐに突進してくる子供スキーヤーが映った。 『める、危ない!!』 叫び声は 多分 美紀だと思う。 避ける暇なんて勿論、無い!! 『ぶつかる!!』 あたしは、固く目を閉じた。