『お前さ、どんだけ惚れられてるか…少し、解った方がいいよ』
幸也は、そう言うと 唇を重ね合わせてきた。
指先と指先が、絡み合う。
幸也に言葉を返したかったけど、段々と激しくなるキスに塞がれて、もう、あたしの頭の中は、海の中、ユラユラと漂う、クラゲのようだった。
服を全て脱がされ
幸也の指先が、唇が、あたしの素肌全てに、優しく触れてゆく
あたしは、喘ぎ声を漏らしながら、幸也を求めた。
幸せを感じながら…
何度も、何度も、キスを繰り返して
お互いの身体を、求めあって
1つになる時
幸也は『愛している』
と、耳元で 囁いてくれた。
この心を震わせる、ハスキーボイスが、好き
少し長めの、揺れる前髪が好き
あたしの身体を愛撫してくれる、大きな手が好き
瞳の中に、あたしが映っている切れ長の瞳が好き
愛してると囁いてくれる、少し小さめで、形よく整った唇が好き
ああ…後は
どう表現しよう
貴方の全てが、今 こんなにも
愛しくて
『愛してる…』
何回、言っても まだ 足りないような
そんな気がした。

