『そうよ、める…だから、いつも…自分に正直にね…』 美紀ちゃんが、雅彦の腕に絡み付いた。 照れまくる雅彦 『うん、有り難う』 めるは、そう言うと 俺を見上げた。 ニコリと笑う。 はっきり言って 世界中のどの女も、かなわない位の極上の笑顔だった。 どうして、めるにだけ…こんな感情が生まれるんだろう? 考えてみるが、一応教師の頭でも、解らない。 解らないから 面倒臭くなった俺は みんな、ゲレンデの魔女が かけた、不思議な魔法のせいにした。