雅彦の姿が見えなくなった後 俺は1人壁に凭れかかりながら、息を吐きだした。 だけど…雅彦 先程、言え無かった質問を雅彦に問いかけてみる。 例えば、美紀ちゃんがお前を上手く忘れてくれたとしても 雅彦、お前はどうなんだ? 彼女の事を忘れられるのか? 俺には、解らないよ 女なんて、腐る程いるのに なんで、1人の事をこんなに想っちまうんだ。 『める…』 名前が口から盛れた。 目が、勝手に左右に動く。 気がつくと、俺は また 彼女の姿を探していた。