アンサンブルやソロコンクールなど、一通り終わって、落ち着いた頃、3年生は本格的に引退という形になった。


3年生といえば、フルートのパートリーダー清花先輩は、来なくなっていた一人だが、一度、「やっぱり楽器が吹きたい」という思いで復帰したことがあった。

先生は「楽器を吹きたい」という言葉に感銘を受けたそうだ。

その後、他の2人も少し復帰したが。

しかし、あまり長くは続かなかった。

一人だけの部活はツラい。
想像もしたくない。


学年を問わず、

辞めた人は何を考えていたんだろう?

続けることができた人は、
復帰した人は、
何を考えていたんだろう?

音楽が好きなのはみんか同じだったはず。
思いの深さの差だろうか?
環境だろうか?

理由は様々であろうが。

でも、最後まで残った友人を見ると…

 なんか、うちの部は楽天的な人間ばかりな気がするわ。

 でなきゃあ、あそこまでやりたい放題できるだろうか?

なんて。
本当のところはよくわからないんだけれど。