私はいつか星になる

「今日からお前の担当医になった望月　奏多（ﾓﾁﾂﾞｷ　ｶﾅﾀ）だ」


「担当医・・・？・・そんなもの私には必要ない。」

「なんでだ？」

「・・どうせ私の病気は治らないんでしょ。」


そう・・治らないのよ・・絶対に・・・治らない・・

「そんなこと思ってたら治るものも治らなくなっちまうだろ？」

なにそれ・・・

「ずっと、信じていればなおるの・・・？・・・頑張りさえすればなおるの・・？」


「・・・・信じることは、生きていく中でとっても大事なことだ・・・。」


「・・・・・・・」

「お前が、お前自身を信じるんだ・・・」

「・・・・・っ
なにも知らないくせに・・偉そうなこといわないで！」