・・・・・・・・・・・・・・
病室が静まり返る。
「・・・星歌・・・お前・・何言ってんだ・・・?」
望月がビックリした顔で話し掛けてきた。
「・・・・・・・・・」
「お前・・・・お母さんが好きだったんじゃないのか?」
「・・・・・・・・・・」
私はずっと無言だった。
ずっと、あの女を睨み付けていた。
「・・・・・今日は・・・お母さん帰るわね。・・・・・きっと星歌は疲れてるのよ」
さっきまで何も言わなかった女が小さく呟いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…