望月Side
「・・・・・クッ・・・うっ・・・ごめんなぁ・・星歌・・本当にごめん・・」
言ってしまった。“サヨナラ”と。
病室からは、星歌の泣き声がどんどん聞こえてくる。
だけど、これは俺が考え抜いて出した答えだから。
俺は、お前のことを幸せにしてやれないから。
だから、俺じゃない誰かと幸せになってほしい。
そうケジメをつけたはずなのに。
「・・・・ちくしょっ・・とまんねぇよ・・・クッ・・」
涙が留まんねぇよ・・・。
「・・・・・クッ・・・うっ・・・ごめんなぁ・・星歌・・本当にごめん・・」
言ってしまった。“サヨナラ”と。
病室からは、星歌の泣き声がどんどん聞こえてくる。
だけど、これは俺が考え抜いて出した答えだから。
俺は、お前のことを幸せにしてやれないから。
だから、俺じゃない誰かと幸せになってほしい。
そうケジメをつけたはずなのに。
「・・・・ちくしょっ・・とまんねぇよ・・・クッ・・」
涙が留まんねぇよ・・・。

