「お嬢様!着きました!!」

「んっありがとう」

男子校に着いたらしいです!
ウン!デカ過ぎ・・・
しかも分かったことがあるんです・・・
それは・・・此処が寮ってことです!!
私は職員室に向かった

ガラガラ

「失礼しますー★」

迷わずに来れましたよー☆
私、方向音痴なもんでね・・・
まっ此処に来るまで30分かかったケド

「お前が編入生の桜木 来夏か?」

「はい」

偽名を使ったんだ~
家のことバレルと面倒だからな~

「俺は担任の川田 実だ」

「よろしくお願いします」

「クラスは1-Aだ」

「はい」

「お前、自覚あるか?」

「はい?」

「自分の容姿だ!」

「ブスだと自覚してます」

「お前、危ないぞ」

「??」

川田はクラスに向かって歩き出した

「寮は5000だから」

「50階まであるんですか?!」

「あぁ」

すっすげぇ・・・

「此処だ
呼んだら入って来い」

「はーい」

ガラガラ

「おいっ座れー
編入生が居るーー入れ」

ガラガラ

此処はエスカレーターで小~大まであるらしい
兄達も小から入ってる

「桜木 来夏です。よろしく」

「何この人っ」
「超カッコいい!!」
「超可愛い!!」
「まさにパーフェクト!!」
「こりゃ学校一人気だなっ」
「ファンクラブ出来るだろうな~」
「俺入ろう~っと」
「俺も~~」

何か変な雑音が入ってくる
何言ってるか聞こえないケド