「あっ・・・山崎くんっ!!早く凛くんの手当てをっ!!」



ハッとして近藤が声を上げる。



「はい、」




山崎はそう言うと凛の許に駆け寄る。



「山内、部屋移動するけどできるか?」





「あぁ、傷は大した事ない。」





凛はそう言うと刀を一振りして血を払い落とし鞘にしまうと山崎について一つの部屋に入った。



「俺たちはまだやる事があるから山内は山崎に任せるとしよう。」



土方はそう言うと隊士たちに指示を出し始めた。