放課後、文化祭の準備を切り上げた私は、休息の部屋へとやってきた。 扉を開けると、まだ先輩は来ていない…。 きっと文化祭の準備やってるんだよね…? 勝手に帰るわけにもいかないし… 本でも読んで待っていようかな…。 カバンをソファーに置こうとしていた時、部屋の扉がキィーッと音をたてて開いた。 ……匠先輩かなぁ?