「翠央は翠央のままでいいよ…。苦手なものがあるなんて、可愛いじゃん。」


か…可愛い!?


そんなことは無いと思うんですけど……。


「心だって弱くたっていいよ…。その分、俺が守ってやるから。」


頭を撫でられて、心が温まっていくのが分かる。


先輩に私のこと…少し話をしたからかな…?


なんだか不思議。


先輩と一緒にいると、ドキドキしたり、こうして温かい気持ちに包まれたり…。

今日は……
何だか、ぐっすり眠れそうな気がする…。