「ありがとな。」


先輩は笑顔を見せながら、部屋に入り、私をソファーへと静かに降ろした。


うわぁ〜……
ここが匠先輩の部屋…。


これまた綺麗な部屋だよぉ…。
部屋が白い壁のせいか、休息の部屋に似ている気がする…。


今、私が座らせてもらってるグレーのソファーもフワフワで心地いいし…。


ベッドも休息の部屋にあるのと同じくらい…
いや、それ以上に大きいかも。


あれはシングル…というよりダブルベッドじゃないですか…!?