あ…… 暁もずっと横に居てもらってたんだよね……。 放課後だって、色々と都合があるはずなのに…。 「暁、私は大丈夫だから、もう先に帰っていいよ。今日はありがとう…。」 「何言ってんだよ。倒れたってのに、翠央を置いて先に帰れるわけないじゃん。」 「本当に、もう大丈夫!」 平気なところを見せようとして、ベッドから体を起こした瞬間……