…ふと時計に目をやると、もういつの間にか次の日になっていた。 …もうそろそろ海宝も幼稚園にいれるべきかな。 そんなことを思いつつ、何枚もかさばったその便箋を2つおりにし、封筒にいれて封をて布団にはいった。 …朝。 海宝が起きてくるまえに、近くのポストに出しにいった。 会って渡せばいい。 そう思ったけど、なかなか勇気がでなかった。 …だって、あんな風にあなたをさえぎってしまったんだから。