「うっ…す、す、すみません」 持ち上げられた男は真っ青になりながら、ぶら下がっている足をカタカタと震わせて小さく呟いた。 ドサッと鈍い音がすると共に男はアスファルトへと尻餅を付いた。あまりの迫力に腰を抜かしたんだろうか…。 「お前も早く出ろ」 いきなり現れた男は助手席に回ると外からドアを開いてくれて、私は慌てて外へと出ると、私を連れ去ろうとした男は勢いよく車に乗り込み発進させて去って行った。