秘密な契約と掟破りな愛


ホテルへ着き行為をしてる間……朱里が脳裏にちらついて今いち集中出来なかった。



「…ねぇ。久し振りにするセックスなのに、気持ちよくなかった?」


「……嫌。そんな事ねぇよ」


「本当に?何か上の空だったわよ?前にした時と、全然違ったわ」



確かに…俺自身も全然よくなかった。朱里と関係してからは…朱里以上に合う相手が居ない様な気がするな…。



「あんまりだったか?悪かったな」



それほど悪びれてねぇが…まあ…一応だ。