私は荷造りを始めた。荷造りって言っても少しだけ何だけど。海外旅行へ行くぐらいの荷物じゃないかな。 短い時間だけど、まさか一緒に住むなんて思ってもいなかったわ。 あなたとは一夜限りで終わる筈だった。なのに、私は最初はあなたの身体に恋をして…。 それから、何度か身体を重ねる度に…あなた自身にも恋をした。 今までは、こんな事なかったのに。身体だけの関係で十分満足出来たのに…。 あなたに出会ってからは、いつしか…物足りなくなってた…。