夏休みが終わり、
9月のある日の事。
生徒会の引継があった。

それは良しとして、
何でえみりがいる?

「何でえみりがいるの?」

「知らなかった?
私も生徒会に入るの。」

「何で夏休みに言って
くれなかったの?」

「だって黙っていろって、
龍矢が言ったのよ。」

何も言えない私に
横に美少年がいた。

「君が里中香織さん。」

「はい。」

「同じクラスで龍矢の
親友で反町隼人です。」

私は一瞬にて恋に
落ちそうな感じだった。

けど私より恋に落ちた
人がいました。

「君は結城えみりさん。」

「は・・・い。」

えみりの目が
ハートマークになって
恋に落ちていた。