別荘の中に入って
私とえみり優子さんが
同じ部屋。

龍矢と兄そして
えみりの兄聖夜君が
同じ部屋になった。

「龍矢は本当に
香織には優しいね。」

「本当よね。
私の荷物を正道は
持ってくれない。」

2人が怒っているけど
私の荷物を勝手に
もつ龍矢が悪い。

「羨ましい。」

ポツンと話すえみりに
優子さんが言った。

「いずれは好きな人が
出来るよ。

けど無理やり振り向かせる
事をしたらダメだよ。」

優子さんの言葉に
私とえみりは納得した。

兄貴と優子さんは
お互いに心が通っている
から喧嘩もするけど
元に戻ると感じた。

私は龍矢と・・・?
と最近考えてしまう。