家に帰った私は
ベッドに寝転んでいた。

「香織!!!」

血相を変えたえみりと
隼人がやって来た。

「えみり・・・。」

「叔母さんから全て聞いた。

香織まで心配したら、
お腹の赤ちゃんに影響が
出てしまう。」

「そうだ!!!

アイツが香織を置いて
死ぬわけ無いだろう?」

「赤ちゃん。
どうしたらいいのか
分からないよ。」

「香織・・堕ろすの?」

えみりの言葉に
私は頷いた。

そしたらえみりに頬を
叩かれた。