次の日。
龍矢の部屋にウエントが
やって来た。

「可愛いね。」

「ありがとう。」

私の頬にキスをした。
あまりなれない私は
戸惑うばかり。

けど慣れていかないと
龍矢に迷惑が掛かる。

龍矢に町を案内して
貰う為に出かけると、
ウエントが一緒に来た。

「いいかい?」

「香織?どうする?」

私は頷いた。
本当は龍矢と一緒が
よかったけど。

3人で歩いていたら、
ウエントの目線が凄く
気になった。

「何ですか?」

「いいえ。」

笑顔で答えが帰ってきた。