夏休みを利用して、
私は龍矢に会いに、
アメリカに来ました。

空港には龍矢が迎えに
来てくれた。

直ぐに龍矢を見つけた私は、
龍矢に抱きついた。

「久しぶりだな。」

「うん。」

龍矢は私に甘いキスを
降らしてきた。

みんなが見ているのに、
中々止めない龍矢。

やっと離れると、
私の手を繋いで龍矢の
寮まで向かった。

部屋に入ると、
何もないのに驚いた。

「何も無いんだ。」

「必要最低限しか
いらないからな。

なあ?聞いたけど。
本当に良いのか?」

「何が?」

「卒業したら、
こっちに来るんだろう?」

龍矢は不思議そうに
私に聞いてきた。