私は先生と進路の
相談をした。

「アメリカに行くので、
進学はしません。」

「そっか。
片岡の傍にいる事を
選んだな。」

「はい。
龍矢の傍にいないと
私じゃ無くなるんです。」

「頑張れよ。」

先生は応援すると
約束してくれた。

私は1人ではない。

えみりや隼人。
担任の先生。
家族が私を支え、
そして応援してくれる。

龍矢。
もう少し待っていて。