朝から玄関のチャイムが
鳴り響いた。

私は玄関に行くと、
龍太郎君が立っていた。

「何?」

「迎えに来ました。」

「いい加減にして・・」

私は言葉をいう前に
深いキスをしてきた。

「おはようのキスです。
嬉しいでしょ?」

「迎えに来ないで!!
私は龍矢しか無理なの!!」

「じゃあ何故僕のキスを
受け入れるんですか?」

「受け入れてない!!
あなたが勝手にキスを
するから!!!」

「分かりました。
今日はこれで失礼します。

明日からは絶対に
一緒に行きますから。」

彼は学校に向かって
歩き出した。