龍矢が待っている
生徒会室に行くと、
反町君が龍矢を見ていた。

何だか空気が重たい。
まさか?と、
私も感じてしまった。

「香織?」

龍矢が私に気付き、
声を掛けてきたので、
反町君は普通に戻った。

「えみりはどうした?」

「気分が悪いから
今日は帰ったよ。」

「仕方ないな。
クリスマスのイベントを
考えよう。」

龍矢が言って私は席に
着いた。

けどさっき、
反町君の龍矢を見る目線が、
気になった。